すってんころりん釣行記

先日アップした想い出釣行記の｢サクラマスの噂｣は、もう10年ほど前の出来事(カレーラーメンの写真だけは今年の(笑))なのですが、この山形県の鮭川は今ではサクラマスの釣れる川としては有名で、ピークの時期には全国からも多くのアングラーが訪れているようです。

今回、実家に帰省したのを機に、もう一度この川でサクラマスにチャレンジしようと思っていました。
でも、盛夏を過ぎたこの時期ににわかじこみのタックルで釣れるとは、正直思っていません。

昔の思い出をもとに、田舎の清らかな川でルアーフィッシングができればいいなと言う気持ちが強いんです。


さてバチプロ片手に鮭川に向かった釣果はいかに！

8月26日(水)。山形県鮭川に5時からの釣行

家族が寝ているのを横目に家を抜け出し、車で30分の鮭川に到着。

朝靄が深く立ち込み、まるで山水画のようです。
遠くに聞こえる野鳥のさえずり、せせらぎの音、そんな自然の中に立っているだけで心が休まります。
以前来たときと違って、今年は長雨の影響か水量が多く川幅がかなり広がっています。


そこでロッドは自分が持っている中で一番長いバチプロ６８を使うことにしました。
本来は縦釣り用のロッドですが、遠投には最適です。
ルアーは赤金ミノーをセレクト。
上流に向けてキャストしますが、足元からポイントまで浅瀬の距離がありミノーが軽いため思ったところに飛んでくれません。
数投してもバイトがないため、WLのゲーター赤金に変更。
これは飛びます。30mはいきますね。
何度かキャストしてやっとバイトしますがバレてしまいました。
がっくりしてルアーを回収していたら、今度は根がかり。
川は起伏にとんでいる上に、石が多いのでちょっとの油断ですぐに引っかかってしまいます。
ロングキャスト用の重めのスプーンは数が少ないだけにロストしてがっかりです。

ポイント的にはいい場所がたくさんあるのですが、残念ながら釣果は得られませんでした。

今度は車で上流に移動し、橋げたの下を狙うことにしました。
この時間になると朝靄もすっかり消え去り、爽やかな初秋の景色が広がってきます。


ここは川幅も深さもかなりあるところですし、ライズもあるので期待大です。
ルアーはWLのレンゲを選びました。
川の真ん中の橋げためがけてキャストすると、1投目からラインが引き込まれます。
なかなかナイスなファイトをしてあがってきたのは20cmくらいのウグイちゃん。


その後ポツポツとウグイがあがります。
しかしやはりサクラマスかレインボーをとりたいので、再度場所を移動します。

今度は結構な流れがあり、下流に行くに従い深い淵に落ち込む場所にきました。
でもやはり釣れるのはウグイでした。


何気なく淵のほうを見ると、なんと50cmほどの魚影が２つ見えます。
よくみるとコイのようです。
この段階で、サクラマスもレインボーもあきらめました。
どうもポイントが違うようです。
川は毎年変化しているんですね。
ルアーもしっかりしたミノーを用意しないと駄目なようです。
サクラマスを狙うのは早春がいいと聞いたとこもあるので時期も悪いのでしょう。
爽やかな初秋の川原で釣りができたことに満足することにしました。

納竿直前にバベル０ピンクを取り出してちょっといたずら（笑）
淵にバベルを落とすと小さな魚がいっせいに群がってきます。
3,4センチほどの小魚が一生懸命バベルをつついている姿を見て笑っていると大きなウグイがヒット！
こんなところでもバベルは人気のようです。

さて、昼近くになり腹も減ってきたので地元新庄市に戻りラーメンを食べに行きました。
新庄には「鳥もつラーメン」というのがあり、煮込んだ鳥もつが入ったラーメンが人気です。
地元で有名な一茶庵分店にお邪魔し「鳥もつラーメン」を注文。
さっぱりした中華そばにうまみのある鳥もつが入っていて劇うま！
ごちそうさまでした！


（最近ラーメンネタが多いな（笑））